安心して暮らし続けるために決められたメンテナンスリフォーム

10年前に東栄住宅の新築をご購入されたF様。とくに気になるトラブルもなくお暮らしでしたが、10年目の定期点検を機に「痛みが進まないうちのメンテナンス」のご相談を承りました。「5年目の定期点検でもお世話になったので、今回のリフォームも迷わずお願いしました。東栄住宅のグループ会社であれば、使っている建材なども含めてこの家のことを正確に把握しているという安心感がありました」とご主人。ご住宅のリフレッシュ工事として、屋根の葺き替えと外壁塗装、ベランダ防水、床下の防蟻などを行う運びとなりました。

10年目を迎え、屋根・外壁などのメンテナンスリフォームを実施いただきました。

落ち着いた温かみのある色あいに仕上がった外観

屋根と外壁のメンテナンスは住宅の寿命を延長するだけでなく、美しさを維持するためにも必要な工事です。今回も色あいについての打ち合わせを重ね、ご要望にお応えするためのご提案をさせていただきました。Ｆ様ご夫妻は「リフォームをするなら屋根は茶系」とあらかじめ決められていました。また、奥様のお好みの色はピンク系であったため、外壁の色として屋根の色にマッチングするピンク系をご提案。同じピンク系でもそれぞれイメージが微妙に異なるため、サンプルを用意し実際に屋外で見比べながら納得の色を決めていただきました。「色はご住宅の印象を決定づけるため悩まれる方が多いですが、Ｆ様のようにお好みの色がはっきりされている場合には、その色を軸に全体の調和を考えた提案もさせていただきます。また、サンプルで確かめていただくことでリフォーム後のイメージをしていただけるよう心がけています」と担当の小笠原。また、近年は光沢を抑え気味にする塗装も人気があり上品な仕上がりになることも、あわせてお伝えしたところ、柄の部分のクリア塗装も艶を落とすタイプをお選びいただくことになりました。奥様からは「これまでと違った色合いながら、明るめでかつ派手すぎない外観になりました。とても満足しています」とのお言葉をいただきました。

屋根の色に合わせ、奥様の好みのピンク系で仕上げた外壁。

バルコニーもしっかり防水メンテナンス

住宅の寿命を延ばすためのメンテナンスは、屋根や外壁だけでなくバルコニーも重要です。屋根・外壁同様、雨が直接当たる場所のため、傷みを放っておくと雨漏りにつながることもありえます。「防水面の劣化に気づかずに放置していると、最悪の場合、建物の内部まで腐食が進んでしまうこともあります。ですので、劣化症状に合わせた早めのメンテナンス工事の重要性をしっかりお伝えしています。結果的に、メンテナンスのコストを抑えることにもなります」と小笠原。プロならではの経験と知識をもとに、お客様とともに住宅を守り続けています。

トップコートも塗り直し、新築時の美しさを取り戻したバルコニー。