キッチンの壁を抜いた30帖のLDKに、リフォームの"想い"を結集！

今回は、ご両親が長くお住まいだったマンションに移り住むために、全面リフォームをされたＩ様邸をご紹介します。

ご両親がこだわって作られたマンションは、玄関の段差がなく、カーペットが全面に敷き込まれたホテル仕様で、バスルームやトイレなどの広さも十分に確保された5LDKでした。

リフォームに際して間取りや広さにはまったく不満はなく、『床をフローリングにすること』と、『台所の壁を抜いて、リビングと一体化したアイランド型キッチンにしたい』というのがI様のご希望でした。

壁を取り払ったことによって、キッチンとリビング･ダイニング合わせて約30帖の大空間が出現。西側と北側ほぼ全面の広い開口部と白を貴重とした壁紙のおかげで、清清しく暖かな雰囲気がお部屋いっぱいにあふれています。
『台所にこもって一人で家事をするのではなく、オープンキッチンで子供たちと話をしながら食事の支度をするのが夢でした。最近のシステムキッチンの進んだ機能のいろいろに大満足です。』と奥様。

いちばんのお気に入りは軽々と棚が上げ下げできる吊戸棚のダウンウォール。
そして、扱いやすいダストボックス、引き出しが静かに閉まるソフトクローザー、蒸気排出ユニット付の家電収納キャビネットなどなど。

照明と換気扇がガスレンジと連動していることも気に入って、『予想していた120％、150％以上の大満足。子供たちが配膳の手伝いをよくしてくれるようになりました。このキッチンからは富士山も見えるんです』とニッコリ。

アイランド型キッチンには、ブラックライトを取り付け『ワークトップをBARのカウンターの雰囲気にしたい。コースターをブラックライトで光らせたい』というご主人のこだわりも加わっています。
キッチンの上部につけられたブラックライトは、大人の夜の雰囲気をかもし出してくれます。
ご両親のコレクションであるBOSE製の木製スピーカーはマニアの垂涎の的ということで、そのまま復元し愛用されています。

このリビングルームはご両親の思い出のつまった音響設備が整ったオーディオルームでもありました。そのベストポジションがブラックライトの照射される位置。
夜、ここでグラスを傾けながら、ご夫婦二人で好きな音楽に耳を傾ける･･･そんなプライムタイムを創り出したいという想いからです。

ホテル仕様で作られていたトイレの広さやしつらえはI様のお気に入り。
フットライト、ダウンライト、スポットライトなどを多用した廊下等の照明設備は『夜の飛行場の誘導灯をイメージした』とご主人のこだわりです。

家族の皆さんがリフォームに参加してくださいました。