子ども部屋の間仕切りに通風用の小窓を設置してエアコンを有効活用

お宅訪問 Vol.7 子ども部屋の間仕切りに
通風用の小窓を設置して
エアコンを有効活用

ブルーミングガーデンオーナー 神奈川県 M様

間取り変更リフォーム

このリフォームのポイント

  • 子どもの成長に合わせたリフォーム
  • 部屋を間仕切り
  • 通風用の小窓でエアコンを共有
リフォーム費用
約20万円
築年数
1年~5年
工事個所
寝室・子ども部屋

※上記のリフォーム費用は施工当時の金額になります。

中学生になる前に工事をしてあげればよかった

M様は5年前に二世帯用として東栄住宅をご購入いただいたお客様です。
ご購入時、2人の男のお子様は小学2年生と幼稚園の年中組で、子ども部屋は「いずれ2つに分けるから」と2ドアを設けていました。当時、間仕切りをするタイミングを「子どもが中学生になったあたりに...」と漠然と考えていたそうです。

それから5年。ご夫妻は「そろそろかなぁと思いながらも、とても仲が良い兄弟なので別々にするのが可愛そうという気持ちがあって、伸ばし伸ばしにしていました」とのこと。
ところが、上のお子さまが中学に進学すると、土・日は部活で家にいない時間が多くなり、テストや宿題で夜遅くまで机に向かうことが多くなるなど、兄弟の生活のリズムがずいぶん違ってきました。それに気付いたご夫妻はすぐに間仕切りをすることを決断。ご相談いただいたのは5月の連休明けでした。「中学生になるとこんなに忙しくなるとは想像できませんでした。今思うと、せめて中学生になる前にしてあげたかったと、ちょっと後悔しています」と奥様。

「仕掛けがある部屋みたい」と、お子さまにも好評

間仕切りを密閉型にするか稼動(カーテン・引き戸)型にするかなど、いくつかのプランをご提示しました。
そこに奥様から「今あるエアコンで両方の部屋を冷やせないか」という要望が加わりました。既存のエアコンは9畳用でしたから半分の4.5畳には大きすぎてもったいなく、もう1台購入するのも経済的な負担が出ます。稼動型かなと思ったのですが、「独立性は大事にしたい」という要望も強くありました。

そこで考え付いたのが通風用の小窓をつけることでした。片方の部屋の冷気を隣の部屋にも行き渡らせようという考えです。位置・大きさなどをいろいろ検討し、ご夫妻と相談しながら進め、小窓つきの間仕切りが完成したのは8月末でした。

「冷気がしっかり届いて夏は快適でした。でも、エアコンの位置もリフォームすることを考えてつけておけば良かった」と奥様。「2段ベッドの上に乗ると小窓がちょうどいい位置にあって、ロフト感覚と言うか仕掛けがある冒険小屋みたいな雰囲気で、窓越しに2人でよく話をしているようです」とご主人。スライド式の小窓をつけることで部屋の独立性を保ち、その一方で連続性も持たせることができました。
小さな工夫でしたが、ご夫妻にも2人のお子さんにも大変喜んでいただけたリフォーム例となりました。

Voice

お客様より

お客様より

リフォームにあたっては、東栄住宅の担当営業の方から東栄ホームサービスさんを紹介してもらいました。 間仕切りをするということしか頭になかった私たちに、いろいろと親切に教えていただき、“ひとつのエアコンで2部屋を”なんて要望まで聞いていただきました。小窓はエアコンの冷気にいいだけでなく、仕切りをつけて通風が悪くなってしまう部屋の風通しも良くしてくれています。

お客様より

当社担当:小嶋

当社担当者より

「エアコンを両方の部屋に利かせる工夫はないですか?」という奥様の発想と要望に、ミセスの生活感や視点を教えられて勉強になりました。お客様に満足していただける仕事をし、その笑顔を見て「やってよかった」と思えるリフォームをこれからもしていきたいので、毎日毎日の経験が勉強だと思っています。

このリフォームで行った内容

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