天井までスッキリ！全面オープンキッチン

今回は、中古住宅を購入後、入居前にリフォームをされた例を紹介します。

Ｎ様のお住まいは、2006年に建てられた東栄住宅の2階建て物件。全室南向きという日当たりのよさ、駅から徒歩10分という立地、すぐ隣りが善通寺川緑地（公園）という緑豊かな住環境、さらにこれまで住んでいた江東区で上のお子様が通っていたスポーツ幼稚園の系列幼稚園が近くにあり、転園できるという幸運も重なって「迷うことなく決めました」とご主人。
購入後、すぐリフォームに取り掛かり、今年10月に入居したばかりです。

リフォーム部分は1階部分の玄関・バス・トイレ以外の大半の部分。
ポイントは、「それまで壁に向いていた流し台を移動して対面式のオープンキッチンにすること」と、「LDKにつながる6畳の和室をフローリングにして広いLDKにすること」でした。

検討を重ねたのがキッチンカウンターの形でした。
Ｉ型・Ｌ型の両プランを提案した結果、換気扇の取り付け位置の関係などからL型に決定。カップボードはご夫妻が気に入った市販の製品を入れたこともあり、対面カウンターの上部に吊り戸棚は設けず全面オープンにしました。

奥様念願のオープンキッチン。
外光も十分に入り天井までの開放型なので、LDKに一体感が生まれました。

「家族の顔を見ながら台所に立てることもうれしいですが、キッチンに立ってダイニング越しに外の緑が見える開放感がステキ。家事をするのが楽しくなります」と奥様にたいへん喜んでいただけています。

和室をフローリングにして、広いLDKに模様替え

和室は引き違い枠を取り払い、LDKと同じ素材を使ったフローリングにし、流し台を移動させた後のフローリング部分も同じ仕様にして、LDKに広がりと一体感を持たせました。

和室の押入れを書庫に改造していますが、押入れの分だけ引っ込んでいるのでキッチンとダイニングからは死角になって隠れるため、LDK全体のイメージはとてもスッキリしています。

和室の押入れを改造して落ち着きのある書庫に。

もうひとつはご主人からの大きな要望のあった間接照明です。
「光が柔らかく落ち着いた雰囲気になりました。こんな空間は子どもの情操教育にも役立つかも」とご主人。

和室をフローリングにして広くなったLDKは、元気盛りの2人のお子様が思い切り動き回れるお気に入りの場所。

LDKにはテーブルライトやダウンライトなどの複数光源も採用して、全体に柔らかな照明になっています。床・壁･天井の色や素材もご主人が選び、天井素材は間接照明の光でいっそう表情が増すものを使っています。

N様ご夫妻の要望がとても的確だったことからも、スムーズに、また非常に気持ちよく進めることができたリフォーム工事でした。