このリフォームのポイント
- 思いやりがきっかけになったリフォーム
- L字型対面式キッチンからI型キッチンへ
- キッチンとリビング・ダイニングの一体感
- リフォーム期間
- 約35日間
- リフォーム費用
- 約200万円(税込)
- 築年数
- 10年~20年
- 工事個所
- キッチン リビング・ダイニング
※上記のリフォーム費用は施工当時の金額になります。
部屋を2つに分けても、"広くなった"と思えるリフォーム
今回のリフォームは、80歳を超えてお母様を亡くされたお父様に対するK様の心遣いからでした。千葉県に1人でお住まいのお父様に、お孫さんの顔を見に滞在してもらうためや、やがて同居することも念頭において、「"湘南のセカンドルーム"と思ってもらえればいい」とご主人が決断なさいました。
お父様のご希望は階段の上り下りがなくてすむ1階。K様邸の1階の居室は17帖ほどのLDKだけ。そこでリビングを分割して1部屋を作ることに。
築12年の建物は東栄住宅物件ではありませんでしたが、これまで外壁塗装や洗面所のリフォームで当社を使っていただいており、「作業員の方が皆さん気持ちのよい方ばかりだったので今回も東栄さんに」と言っていただけたリフォーム工事でした。
基本的なプランはK様ご夫婦の間ですでに決まっていました。ご主人が空間デザインをなさっていることもあって、ピアノ、ソファー、テレビなど主な家具の配置もあらかじめ考えておいでで、当社からは図面上で細かなデッドスペースをなくす提案をさせていただきました。
対面式キッチンをやめて、スペースが広く使えるように
約5帖の部屋を設けたことで、リビングは17帖から12帖になりました。けれども、それまでのL字型対面式キッチンをなくしてI型キッチンにしたことで、奥様からは「以前のようにテーブルまで遠回りしなくて行けるのがとても時間的にも体力的にもラク。それにキッチンとリビングのつながりが生まれて空間が広く感じられます。部屋を2つに分けたことで、それぞれの部屋の使い方がはっきりして、密度が濃くなったみたいです」とご満足いただけています。
日当たりも採光も十分な"セカンドルーム"は、普段は小学2年生のお子さまの遊び部屋に。2階の2段ベッドを置いた部屋では「狭くてプラレールができなかった」と、遊び部屋が2つになって「友だち呼べるね」ととても喜んでいるそうです。
▲リビングからは"セカンドルーム"の様子も伺えます。中央のテーブルはリフォーム終了後に購入したもの。8~10人が座れる広さはお友だちを招くことの多い奥様の大のお気に入りです。フローリングの色をご夫妻が選んだシステムキッチンの色に合わせてシックに抑えたことで、テーブルが際立って見えます。
その他のリフォームポイント
▲対面式のカウンターを取り払ったことで、奥様の家事動線がスムーズになったばかりか、キッチンとリビング・ダイニングの一体感が増しました。
▲システムキッチンをIHに変更したことで、「スッキリしてオシャレ感も加わった」と奥様。
普段使いの食器類はすべてシステムキッチンの収納スペースに収めていらっしゃいます。
▲システムキッチンの色に合わせて別注で作ったキッチンカウンターも、奥行きを調整して前面が揃うよう、きめ細かな施工をしています。
▲お父様用のお部屋。フローリングはリフォーム前にリビングで使っていたものをそのまま利用。
ドア面から壁を少し後退させたことで、デッドスペースがなくなり、圧迫感も消えて使いやすさが増しています。
▲江ノ島海岸が近いこともあって、海で拾った小石や流木などをさりげなく飾っています。
▲"セカンドルーム"の南側のテラスにはシンボルツリーのシマトネリコの木が。
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