お気に入りの家具でクラシック空間を演出

お宅訪問 Vol.85 お気に入りの家具で
クラシック空間を演出

ブルーミングガーデンオーナー 東京都S様

間取り変更リフォーム

このリフォームのポイント

  • ステンドグラス付きの壁を造設
  • アンティーク調家具で調和させたリビング
  • スペースを広げた浴室
リフォーム期間
1か月
リフォーム費用
約340万円(税込)
築年数
25年
工事個所
キッチン リビング・ダイニング 浴室・洗面室

※上記のリフォーム費用は施工当時の金額になります。

リビングの雰囲気をまとめあげるステンドグラス

奥様が20年以上かけて少しずつ揃えられたというイギリス製とアメリカ製の家具が並ぶリビング・ダイニング。室内に一歩入り込むだけで、クラシックな雰囲気に包まれます。「これらの家具は、夫の仕事の関係でイギリスに滞在していた時から集めはじめました。今の住まいは日本の住宅ですが、室内は欧風に仕上げました」と奥様。しかし、そんな奥様が不満に感じられていたのがオープン式のキッチンでした。リビングからキッチン内が丸見えであったため、どうしても生活感が漂っていたそうです。今回は、浴室と洗面所の水回りリフォームのご相談をいただいたことから打ち合わせが始まりましたが、その過程で壁の増設が可能であることをお伝えしたところ、「それならばキッチンもリフォームして壁を造り、さらに以前から取り付けたかったステンドグラスもはめ込みたい」というご要望をいただくことになりました。ステンドグラスはイギリス製で奥様がご自身でご用意されましたが、これを取り付けるための額縁が必要でしたので、奥様の理想に近いデザインを提案いたしました。設置の際には壁の高さや幅に合わせてミリ単位での調整をいたしました。また、壁のクロスもリビングの雰囲気に合わせて変更したことで、落ち着きある風格に仕上がり、奥様にご満足いただくことができました。

リビングにステンドグラス付きの壁を設置してキッチンを見えなくすることで、お部屋の雰囲気を上品にまとめました。ステンドグラスは、小さなお孫さんがリビングで遊ばれている際に、キッチンから様子を確認できるようにとはめ殺しではなく横に開閉できるスライド式にいたしました。

使いやすく清潔感あふれる浴室と洗面台、キッチンに

今回のリフォームのきっかけは、お風呂や洗面所などの経年劣化に伴い、洗面台のヒビやカビが目立つようになっていたことでした。いくつかの施工業者に見積もりを出してもらったそうですが、浴室の形が特殊なこともあり工事費が割高のため躊躇していたそうです。今回当社からは、リビングに増設する壁との位置関係を考慮しながら、構造上問題がないように洗面所とLDKを仕切る壁をLDK側に移動させ、広げたスペースを活かして洗面台を大きなものに交換するとともにユニットバスを設置しました。浴槽の幅も広がり使いやすさが向上しています。また、洗濯機置き場を目立たないように洗面所の一番奥に移動させ、その上のデッドスペースとなった三角形の空間に3段の棚を設置するプランをご提案させていただきました。棚は、ミネラルウォーターや野菜などをストックしておく場所としても活用できます。また、ヒートショックの原因にもなっている冬場の洗面所の温度差の対策としてエアコンも設置して冬の朝でも心地よく使えるようにしています。

清潔感ある白を基調とした洗面所と浴室。洗濯機置き場を一番奥にしたことでより使いやすくなりました。浴室には乾燥機を設置し、雨の日でも洗濯物が乾きやすいようにしています。

図面の赤い部分が今回の施工範囲です。建物の構造に問題がないように壁を移動し、より使いやすく、かつ奥様がご希望されていたリビングの壁の増設を実現させています。

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お客様より

お客様より

リフォーム後は家族が集まってクリスマスパーティを行いましたが、ステンドグラスも好評でした。担当さんは、ステンドグラスの額縁のデザインなどこちらからの特殊な要望にも丁寧にご対応くださいました。おかげさまでさらに居心地よくなりました。1階に続き2階の寝室のリフォームも相談を始めています。

お客様より

当社担当者より

奥様の理想とされるイメージでの仕上がりや使い勝手の良さを実現するため、予算の優先順位を考慮しながらご提案させていただきました。ステンドグラスは奥様がご自身でご用意されましたが、枠と額縁は弊社と取引のあるインテリア業者に協力してもらうなど、可能なかぎり対応させていただきました。喜んでいただき、嬉しく思います。

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