１階と2階で異なるイメージに

１階のリビングやトイレは木目調をベースとしたシンプルなイメージに、2階は北欧風のイメージでそれぞれのお部屋を作り上げたS様。色合いや模様の好みはご夫婦でほぼ同じだそうで、どこにどの色を配置するのか、どのような壁紙にするのか、お二人で話し合いながら決められました。キーイメージの「ナチュラル」「北欧」を大切にしながらも、森や鳥、花、フィンランド生まれの有名キャラクターをあしらった壁紙をセレクトされ、お部屋のイメージを作られました。満足のいく仕上がりだったそうですが、リフォーム中もしばしば工事の進み具合を見に来られ、イメージ通りに仕上がっていく様子を楽しまれたそうです。

１階リビングと2階に設けた仕事や趣味に使えるファミリースペース。１階はシンプルに、プライベート空間の2階はお好みのイメージで仕上げられました。

2階は北欧をイメージ

北欧をイメージされたという2階のお部屋は、壁をはじめドアやクローゼット扉の濃淡異なる青が印象的です。壁紙やカーテンもこだわったことでより居心地の良い空間になりました。ご夫婦によると、2階全体のイメージはトイレの内装イメージを拡張していったそうです。「ショールームで相談しながら2階トイレの壁紙選びをした際に『プライベート空間ですので思い切って冒険してみては』とアドバイスしてもらい、森のイメージにしました。それを全体に展開させていった感じです」とのこと。
また、2階は3部屋のうち2部屋の壁を撤去して繋げたことで、広々としたファミリースペースとなりました。ご主人から「大きな机が置けますし、今回取り付けたインナーサッシの防音効果もあり、在宅での仕事も快適です」と聞かせていただきました。

濃淡さまざまな青が印象的な2階部。北欧をイメージのベースとして部屋ごとに壁紙を使い分けています。

カーテンも部屋ごとにイメージと合うものをセレクトされました。

木目調とシンプルテイストの１階

1階は、リビング、トイレ、洗面室など各部屋のドアを木目調にしてナチュラルな要素を取り入れつつ、壁は白基調のシンプルな色合いで仕上げられました。リフォーム前はリビングとつながっていた和室がありましたが洋室に改装したことにより、リビングに仏壇を置くことを考え、和の要素を取り入れるため、高さ40cmほどの小上がり畳間を設置されました。琉球風の畳が敷かれてあり、体を横たえて休むにもちょうどよく、また畳の下は大きな収納スペースになっています。左右に板張りがありテレビ台もしっかり置けます。
和室は、同居されることになった奥様のお母様のご要望でベッドを入れるため、洋室に改装されました。この部屋は2階で展開された森のイメージを採用され、壁は淡いグリーンで、うち１面は鳥と草花をあしらった壁紙を貼られました。

ご同居される予定のお母さま用に和室を改装した洋室。淡い緑の壁と花草の壁紙で彩られています。

水回り設備はクオリティーを重視

S様邸のキッチンはクリナップのセントロを、ユニットバスの浴槽はパナソニックのビバスを、色はどちらも黒で設置されました。高級感があり性能も高い商品をカタログやメーカーHPで探し、ショールームでも見て気に入られたそうです。
セントロは、収納引き出しのサイレントレールやグリルの使いやすさ、細かいところまで考えられている設計が決め手だったそうです。細かい仕様はショールームのスタッフと相談しながら決められたそうですが、キッチンだけで４時間は話し込まれたそうです。「キッチンは毎日使うものなのでお金をかけてもいいと思いました。傷つきにくくて掃除しやすいですし、食洗機をビルトインタイプにしたことで、より広々と使えるようになりました。カップボードの収納力も満足です」とお話しくださいました。
浴槽は、交換したことで冷めにくさを実感しているそうです。リラックスできる温かみのある空間にするために、4面ともに木目調のパネルにされました。

ショールームで見て使いやすさと色合いどちらも気に入られたというキッチン。ゴミ箱はカップボードの中に隠れる仕様です。