お客様の想いをカタチにしたエクステリア

東栄住宅の新築注文住宅をご購入されたＫ様。植栽以外のエクステリアは、ご入居前に完成させたいと考えられていました。そこで、東栄住宅からお引き渡し前の工事が認められている当社が設計・施工を承りました。当社担当の高橋は、Ｋ様のこだわりをカタチにするため、Ｋ様の描くプランにじっくりと耳を傾け、時には住宅展示場、またある時はご自宅近くの喫茶店など、さまざまな場所で打ち合わせを重ねていきました。その結果、スタイリッシュなエントランスをはじめ、快適な毎日を過ごしていただけるアイテムが揃った理想的なエクステリアとなりました。

門袖やサイクルポートを設置したことで、デザイン性も利便性も高いエクステリアに仕上がりました。

家の外観と調和するシンプルでモダンな門構え

門まわりは、お住まいの顔。お客様が訊ねてきた際も、最初に目に入る場所となります。Ｋ様ご夫妻は、歓迎の気持ちを表すエントランスにしたいという想いから、今回のなかでもっともこだわり、考え抜いた箇所だったと振り返られます。門袖（門の代わりに入り口付近に設置する壁）は家の外観との調和を念頭に置きながら、建物のスクリーン格子と合わせた木目調、タイル貼りなど、さまざまな候補が挙がりましたが、最終的には漆喰塗りの上品でシンプルなデザインをお選びいただきました。壁の厚みも12㎝と薄くフラットな形状のため、玄関ポーチの横側にあるアプローチステップも圧迫感がありません。表札の配置スペースは壁面をくぼませてデザイン性を高め、その上部に間接照明やショーケースでも使われるバーライトを埋め込んだことで、夜になるとお洒落なお店のようにライトアップされます。主張しすぎない絶妙な存在感で、全体的な一体感を生む仕上がりとなりました。

サイクルポート側から玄関ポーチにつながるアプローチステップに合わせて、厚みが少ないタイプの門袖をセレクト。漆喰の壁面は下塗りを2回重ねてから本塗りを行い、丁寧に仕上げています。

2種類のフェンスで囲んだ敷地が、お子様の遊び場に！

Ｋ様邸の裏庭は、集合住宅が隣接しています。そこで、境界ブロックを積み、その上に目隠しフェンスを施しました。フェンスは、高さすぎると圧迫感や閉塞感が増してしまうため、ほどよい高さでご提案させていただきました。また、道路に面した境界には植栽も考えられたそうですが、お子様たちの安全を優先し、格子状のフェンスを取り付けられました。日当たりや風通しは良好のまま、ちょっとした目隠しにもなるため「設置したメリットは大きいですね」とＫ様。敷地を囲むフェンスを設けたことで、一番喜んでいるのは遊びざかりのお兄ちゃん。「毎日のように、ぐるぐると、お友達が来ても一緒になって何周も走っています」と、元気な様子を話してくださいました。

設置する場所に適した2種類のフェンスをご提案。快適さとプライバシーを確保し、防犯性を高めました。

サイクルポートと宅配ポストも設置

ご新居へ引っ越しされるまでの仮住まいの期間、自転車を雨ざらしで置かざるを得なかったことから、サイクルポートの必要性を感じられたＫ様。お子様が成長されて大きな自転車に乗るようになることも考え、幅広いサイズで設置されました。また、大規模マンションでは最近見られることが多くなった宅配ボックスも設置。不在時でも荷物を受け取れるため、再配達してもらう手間が省けます。戸建住宅用もあることを知ったＫ様からご相談があったのは、エクステリアの工事開始直前でした。すぐに設置場所を検討して、アプローチステップ脇にスペースを確保。最適な位置に取り付けることができました。